長崎県で不動産担保ローンを安全に利用するために知っておきたい注意点
不動産担保ローンは、土地や建物を担保にして資金を調達できる便利な方法です。
しかし、長崎県内でも悪質な業者による被害が発生しており、大切な不動産を失ってしまう方もいらっしゃいます。
お金を借りたいという切実な思いにつけ込んで、不当な条件で契約を迫る業者が存在するのです。
貸金業を営むには、財務局長または都道府県知事の登録を受けることが法律で義務付けられています。
この登録を受けていない業者は、いわゆる「闇金」と呼ばれる違法業者です。
正規の貸金業者であるかどうかは、「長崎県庁」や、「金融庁の登録貸金業者情報検索サービス」で確認することができます。
甘い言葉には要注意!悪質業者がよく使う危険な勧誘手口
悪質な業者は、お金に困っている方の心理を巧みに利用してきます。
「審査なしで即日融資」「他社で断られた方でも大丈夫」といった言葉は、一見すると救いの手のように感じるかもしれません。
しかし、このような好条件をうたう業者には十分な警戒が必要です。
正規の貸金業者であれば、必ず審査を行います。
審査なしで融資を行うということは、法律を無視した営業をしている可能性が高いのです。
甘すぎる条件を提示してくる業者ほど、裏に危険が潜んでいると考えてください。
SNSやダイレクトメールを通じた怪しい融資の誘い
近年では、SNSやダイレクトメールを通じて融資の勧誘を行う悪質業者も増えています。
「個人融資」「ブラックOK」などの言葉で誘い、実際には法外な金利を要求するのです。
見知らぬ相手からの融資話には、決して応じないようにしましょう。
「紹介業者」を名乗る正体不明の相手
「金融機関への紹介」を名乗る業者にも注意が必要です。
「この人に頼めば、なんとかなるかもしれない」という気持ちはよく分かります。
しかし、紹介料や手数料を先に支払わせておいて、実際には融資を受けられないという被害が報告されています。
ココに注意
融資を受ける前に「手数料」「保証金」などの名目でお金を要求する業者は、ほぼ間違いなく悪質業者です。正規の貸金業者が融資実行前に金銭を要求することはありません。
自分の目で確かめる!正規の貸金業者かどうかを見極める方法
悪質業者の被害に遭わないためには、契約を結ぶ前に相手が正規の貸金業者であるかを必ず確認することが重要です。
確認方法は難しくありませんので、ぜひ実践してみてください。
貸金業登録番号の確認が第一歩
正規の貸金業者は、必ず「貸金業登録番号」を持っています。
この番号は、広告や契約書、名刺などに記載されているはずです。
登録番号が記載されていない業者とは、絶対に取引をしないでください。
金融庁の検索サービスで登録状況を確認する
業者から伝えられた登録番号が本物かどうかは、金融庁が提供している「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できます。
業者名や登録番号を入力するだけで、正規の登録業者かどうかが分かります。
この確認作業は、契約を検討している段階で必ず行うようにしましょう。
長崎県の闇金業者や悪質業者についてはこちらで説明しています。
ココがポイント
契約を急がせる業者、対面での説明を避ける業者、事務所の所在地が不明確な業者は、悪質業者である可能性が高いです。少しでも不審に感じたら、契約を見送る勇気を持ちましょう。
不動産を狙う悪質業者の巧妙な手口を知っておこう
不動産担保ローンを悪用する業者は、あなたの大切な不動産を手に入れることを目的としています。
彼らの手口を事前に知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。
不動産の価値を不当に低く見積もる手口
悪質業者は、担保となる不動産の価値をわざと低く評価することがあります。
実際の価値よりも低い金額しか融資せず、返済が滞った際に不動産を安く手に入れようとするのです。
「思ったより融資額が少ないな」と感じたら、他の業者にも査定を依頼してみてください。
返済条件を曖昧にして追い込む手口
契約時に返済条件を曖昧にしておき、後から高額な遅延損害金や手数料を請求してくる業者もいます。
契約書の内容は隅々まで確認し、分からない点があれば必ず説明を求めてください。
悪質業者は「すぐに契約しないと融資できなくなる」などと言って、考える時間を与えないようにしてきます。急かされても焦らず、冷静に判断する時間を確保することが大切です。
困ったときは一人で悩まない!長崎県内の相談窓口を活用しよう
もし悪質業者とのトラブルに巻き込まれてしまったら、一人で抱え込まずに専門の相談窓口に連絡してください。
長崎県内には、消費者トラブルに対応してくれる公的な窓口があります。
長崎県消費生活センターへの相談
消費者トラブル全般について相談できる窓口として、「長崎県消費生活センター」があります。
悪質商法の被害や契約トラブルについて、専門の相談員が対応してくれます。
相談は無料ですので、少しでも不安を感じたら気軽に連絡してみてください。
日本貸金業協会の相談窓口も活用
貸金業に関する専門的な相談は、日本貸金業協会の「貸金業相談・紛争解決センター」でも受け付けています。
どこに相談すればよいか分からない場合は、まずはこちらに連絡してみるのも一つの方法です。
もっと詳しく
被害が深刻な場合や、脅迫を受けている場合は、警察への相談も検討してください。全国共通の相談ダイヤル「#9110」に電話すると、最寄りの警察の相談窓口につながります。
大切な不動産を守るために心がけたいこと
不動産担保ローンを利用する際には、いくつかのことを心がけてください。
これらを実践することで、悪質業者の被害から身を守ることができます。
複数の業者を比較検討する
一つの業者だけで決めてしまわず、必ず複数の業者から見積もりを取って比較検討しましょう。
金利や手数料、返済条件などを比べることで、不当な条件を見抜くことができます。
返済計画を冷静に立てる
融資を受ける前に、本当に返済できるかどうかを冷静に考えてください。
返済が滞れば、担保に入れた不動産を失うことになります。
- 契約前に貸金業登録番号を確認する
- 金融庁や長崎県庁で登録状況を調べる
- 融資実行前にお金を要求する業者とは取引しない
- 契約を急がせる業者には注意する
- 不安を感じたら消費生活センターに相談する
不動産担保ローンは、正しく利用すれば資金調達の有効な手段となります。
しかし、悪質業者に騙されてしまうと、大切な財産を失うことになりかねません。
安全で安心な取引を心がけてください。